双子育児って、正直しんどいですよね。
同時に泣く、同時に起きる、同時にイヤイヤ期が来る。
でも。
そのしんどさと同じくらい、双子だからこそ経験できた幸せがたしかにあって。ふとした瞬間に「あ、双子で良かったな」と思う場面が、この数年でいくつも積み上がってきました。
今日はそんな「忘れられないエピソード」を、こっそり日記から引っ張り出してきました。双子育児に疲れた夜に読んでもらえたら、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
ふたりで見つめ合って笑っていた、あの朝のこと
生後3〜4ヶ月のころ、朝起きてリビングに行くと、並べて寝かせていたふたりがお互いの顔をじっと見つめて、にっこり笑っていたんです。
声もなく、泣きもせず、ただただ目を合わせてにっこり。
その光景を見た瞬間、私は完全に固まってしまいました。あわてて夫を呼んで、ふたりで「見て見て!」ってひそひそしながら、気づいたら涙が出ていて。
毎日クタクタで、「いつ寝られるんだろう」って思いながら過ごしていた時期でした。それなのに、このふたりはすでに自分たちだけの世界を持っていた。誰に教えてもらったわけでもないのに、ちゃんとお互いの存在に気づいて、笑いかけていた。
あの朝のことは、一生忘れないと思います。
朝、「今日、保育園で一緒に遊ぼうね!」と約束していた
毎日家でも常に一緒に遊んでいる二人。けんかも激しいけど、結局いつも一緒に寄り添っている(笑)
ある朝、保育園に行く途中、双子の片割れが、「今日、保育園で一緒に遊ぼうね!」というと、もう一人も「いいよ!約束だよ!何して遊ぶ?」と楽しそう。
家でもいつも一緒に遊んでいるし、保育園でも毎日一緒に遊んでるけど、わざわざ遊ぶ約束をしてから行くところがかわいすぎて✨
いつまでも一緒にいてほしいと思ってしましました。
初めての経験も二人なら怖くない!
二人が3歳になるころ、スイミングスクールに通うことに。
着替えを済ませ、先生に預けて外から見ていると、泣きじゃくる双子が登場💦
二人とも号泣しているのに、二人で手をつなぎ、一人は自分も泣いているのに、もう一人の頭をなでて慰めながら集合場所へ手を引いて連れて行っていたのです!
その後のレッスンも、いつも先に慣れた一人が、泣いているもう一人の手を引いて先生のもとにご案内。もう一人が慣れるまで、ずっと付き添ってあげていました。
そのうち、二人とも泣かずに通えるようになり、その後はどっちが先にレベルがあがるか競争!よきライバルとして通えるようになりました。
誰も代わりになれない、ふたりだけの世界
公園でよく一緒に遊ぶ子が来たとき、うちの子たちはとても親切に遊んであげています。おもちゃを貸したり、遊び方を教えてあげたり。
でも、ふとした瞬間にふたりだけの言葉やルールでくすくす笑い始めるんです。
「ゾウさんのやつ、やろう」とか「○○だったらどうする?」とか。傍から聞いていても意味がわからない会話が飛び交って、ふたりだけがわかる何かで大笑いしている。
その子との仲が悪いわけじゃない。ただ、ふたりのあいだには、ふたりにしか入れない小さな宇宙があるんだなと、見ていて感じました。
幼いころから積み上げてきた共有の歴史が、もうすでにこんなに豊かなんだと気づいた日でした。
「ひとりじゃない」が、親を救ってくれた日
上の子を育てていた時は、2歳~4歳くらいまではママから離れられず、料理をしていてもトイレに行っても「ママも一緒に○○やって!」と誘いに来て大変でしたが、双子は2歳ごろになると二人で遊ぶように。
全然、「ママ遊ぼう!」と誘われない(笑)
上の子一人を育てていた時よりも、ずっと楽!!初めて双子の方が楽だと思えた瞬間でした✨
今双子の赤ちゃんを育てて大変な思いをしているお母さん、大丈夫ですよ!楽になるのはもうすぐです!
助け合いの小学校生活
小学生になった今、双子で良かったと思うことがたくさんあります。
性別も違うし、性格も全然違う二人。一人は誰とでもすぐに友達になれるけど、もう一人はちょっとシャイ。でも片割れの友達は自分の友達!コミュ力高い方が友達をどんどん作り、もう一人もそれに便乗。二人はクラスは違うので、それぞれのクラスで友達ができると、その子たちももう一人と友達になるので、入学してすぐに、すごいスピードで友達が増えていきました。
一人は学期末までに、ちゃんと計画的に荷物を持って帰るけど、もう一人は何も考えずに、修了式に大量の荷物が・・・💦
そんなときも、片割れが一緒に荷物を持ってあげて帰宅。
一人が忘れ物をすると、もう一人が届け、宿題のワークを持って帰るのを忘れても、もう一人が見せてあげる。
一人が友達と上手くいかない時期があると、もう一人が間に入って助けてあげたり、一人ぼっちになってしまう時には一緒に遊んだり、いつでも助けあっている二人。
今後、中学、高校と進む中、学校が別々になる日も来てしまうけど、その時に本当に大丈夫かしら??と思うくらい、お互いに補い合っている感じです。
双子育児で気づいた、「ふたりでひとつ」の尊さ
双子を育てていると、「個性が違う」「ひとりの人間として見る」ことの大切さをよく言われます。もちろん、それはそのとおりだと思います。
でも同時に、ふたりで同じ時間を重ねてきたという事実は、かけがえのないものだとも感じています。
はじめて見た景色も、はじめて食べたものも、はじめて転んで泣いた日も、全部おなじ日に、おなじ場所で経験してきた。きょうだいであり、同い年の友達でもあり、長い人生をずっとそばで並走していく存在。そんな人が最初から隣にいるというのは、考えてみれば、すごいことだなあと思います。
親である私も、双子を育てることで「同時に別々を見る」という器用さと、「比べない」という難しさを毎日練習させてもらっています。ふたりに教えてもらっていることのほうが、きっと多い。
おわりに―今日もがんばろう、と思えるそれだけで十分
双子育児は、しんどい。そのことは変わらないし、嘘はつきたくない。
でも、そのしんどさの裏側に、ひとりっ子育児では味わえない種類の幸せがちゃんとある。そのことは、胸を張って言えます。
ふたりが笑っているのを見た日、寄り添っているのを見た日、助けあっているふたりの姿。そういう瞬間が積み重なって、今日の私たちがいます。
今日も疲れているあなたに、届いていたら嬉しいです。
双子がいてくれて、良かった。それだけで、今日も十分がんばれる気がしています🌱
※このブログは双子育児中の一家庭の記録です。エピソードの感じ方や状況は家庭によりさまざまです。「わかる!」と思ってもらえる部分があれば、ぜひコメントで教えてください。

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